沐浴〜ガンガー

  ガンガーで沐浴

<ガンガーでの沐浴>

沐浴はやっぱりガンガー


朝早くバナーラスに列車で着いた。駅の中も外も人であふれかえっている。

バナーラスといえばガンガーでの沐浴だ。
ガンガーの上流、ハルドワールで見た沐浴とは規模の大きさがまるで違う。

ここから、ブッダゆかりの地を巡るたびの出発にふさわしい、
ホテル「ブッダ」に泊まることになった。

ブッダが初めて説法をした地、サルナートは、
バナーラスの北に位置し、オートリクシャーで行ける。
ブッダ崇拝の象徴としての塚(ストゥーパ)が目を引くが、
印象に残ったのは、戦前日本人画家が仕上げたという
ブッダの生涯を描いた壁画がある寺院を訪れたことだ。

バナーラスは、やはり早朝のガンガーでの沐浴である。
私も、パンツ一枚でガンガーに入り朝日に向かって、手を合わせ、
何度も水の中に身を沈め、沐浴した。

ガンガーの水は、意外にとてもマイルドで、ほのかなよい香がして、
体全体をやさしく包み込んでくれた。
川底は砂で、足元はとても気持ちがよかった。
本当に不思議な感じがしたし、
ここは本当に神聖なところなのだと改めて実感した。



カジュラーホーへのジャンシからのバスでの移動は
まさに灼熱地獄だった。窓を開けていられない。
熱風が入ってくるのだ。ペットボトルはすぐにお湯になる。
窓は、触れないくらいチンチンに熱い!
40度は、はるかに超えているだろうか。

着いた日の夜中に、暑さで目が覚める。
フライパンの上に乗っている感じで、
汗は出ないのに、じっとしていられない。

部屋を出て、ランチルームに行き、
水を汲んできたバケツに足を突っ込み、
イスに座って、ファンをまわし、少しウトウトする。

翌朝、日本語の上手なインド人と話しをする。
ここのとこ連日、40度を越える暑さで、
インド人もまいっているという。

西群の寺院を訪れる。
グリーンの芝は手入れが行き届いていてとてもきれいだ。
しかし、思ったより彫刻の傷みがひどく、
ご本尊がいらっしゃらない寺院もあった。

翌日は、朝早く起き、ゆっくり歩いて東群の寺院へ。
寺院群で、近くに住む女性一人に出会ったが、本当に静かだ。
どの寺院もご本尊がいらっしゃって、エネルギーがとてもよかった。
一つ一つ手をあわせて祈った。敬虔な気分になる。
私は、西群よりも断然、東群の寺院をお勧めする。


一人旅は、いろいろなことが起きる。
たとえば、バスの出発が遅れたことで、
余裕だと思っていた乗り継ぎの列車に
間に合わないと思ったことがある。
そんな時、バイクで通りかかったお兄ちゃんに駅までぶっ飛ばしてもらい、
列車の到着が遅れたために、絶対乗れないと思った列車に乗れたりする。
そんな「え〜っ」と思うようなことが何度もあった。



<ブッダの生涯を描いた壁画>

<カジュラーホー東群寺院>

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